建築設備士 二次 暗記カードの作り方と回し方|続く単語カード術

建築設備士 二次の必須問題は、覚える量が多くて一気に丸暗記しようとすると、まず挫折します。私は一度落ちていて、長い文章をそのまま覚えようとして撃沈しました。今うまく回り始めているのが暗記カード(単語カード)を使って、少しずつ濃くしていくやり方です。ただし、カードは「作り方」と「回し方」を間違えると続きません。この記事で、続くカードの作り方を整理します。

※学習法は人によって合う合わないがあります。出題範囲や形式は、必ず公益財団法人 建築技術教育普及センターの公表情報でご確認ください。

目次

大原則:一気に覚えない。グラデーションで濃くする

暗記カードの目的は「1回で完璧に覚える」ことではありません。毎日少しずつ触れて、記憶を徐々に濃くしていくこと。最初は薄く、何周もするうちに濃くなる——このグラデーションの発想だと、覚えられない日があっても折れません。完璧主義を捨てて、「今日も一周触れた」を積むのがコツです。

① 1枚1論点で、小さく作る

1枚にあれもこれも詰め込むと、思い出すのが重くなって回せません。1枚につき1つの論点に絞る。小さく分けるほど、隙間時間でサッと回せて、「できた/できない」の判定もしやすくなります。長い解答も、要素ごとに分けてカード化すると扱いやすいです。

② 表は「問い・キーワード」、裏は「自分の言葉の答え」

表に問いやキーワード、裏に答えを書きます。このとき、裏の答えは丸写しでなく、自分の言葉で短くまとめる。自分の言葉に直す作業そのものが理解になり、本番で「合わせて答える」力にもつながります。長文をそのまま裏に書くと、結局丸暗記に逆戻り。キーワード+自分の一文くらいが、ちょうど回しやすい量です。

③ 増やしすぎない

カード作りは楽しくて、つい増やしたくなります。でも増やしすぎると、一周するのに時間がかかって回らなくなる。回らないカードは、ただの紙束です。「全部を網羅する」より「今のセットを何周も回す」。足すなら、回せる範囲で少しずつ。作ること自体が目的にならないよう注意します。

④ 回す順番と時間を決める

続けるコツは、「いつ・どの順で回すか」を決めておくこと。たとえば朝の時間や移動・待ち時間など、隙間時間を暗記カードの定位置にする。順番が決まっていれば、毎回「どれをやろう」と迷わず、すぐ始められます。暗記は数分の積み重ねで伸びる分野なので、隙間との相性が抜群です。

⑤ 「仕分けられる形」で作る

カードという道具のいちばんの強みは、できた札とできない札を物理的に分けられることです。だから作る段階で、リングで組み替えられる形・束を分けられる形にしておく。できた札は外して別の束へ、手元にはできない札だけの薄い束が残る——束が薄くなっていくこと自体が、目に見える進捗になります。ノートに書き並べる方式では、この「仕分け」ができません。仕分けたあとの具体的な回し方(想起と間隔のあけ方)は必須問題の暗記のやり方に譲ります。

やってはいけないカードの使い方

  • 1枚に詰め込みすぎる:重くて回らない。1枚1論点。
  • 答えを長文で丸写し:丸暗記に逆戻り。自分の言葉で短く。
  • 増やしすぎる:一周できず紙束化。回せる量に。
  • 眺めるだけ:思い出す練習にならない。隠して声に出す。

まとめ

  • 一気に覚えず、毎日少しずつグラデーションで濃くする
  • ①1枚1論点で小さく ②裏は自分の言葉 ③増やしすぎない
  • ④回す順番と時間(隙間)を決める ⑤仕分けられる形で作る

暗記カードは、作って満足するための道具ではなく、何周も回して記憶を濃くするための道具です。続く形に作れば、忙しくても少しずつ前に進めます。覚えたものを本番で出す練習はアウトプット練習法、二次全体の進め方は独学ガイドにまとめています。できない札の束が薄くなっていく手応えは、想像より効きます。

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この記事を書いた人

建築設備士の二次試験に一度落ちて、いまリベンジ中の社会人受験生です。働きながらの独学で、必須問題の暗記・電気計算・製図のつまずきと工夫を記録しています。同じように挑戦している方の役に立てば。

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