建築設備士 働きながらの独学スケジュールの作り方|朝・夜・隙間・土日の組み方

建築設備士の二次試験を働きながら独学で目指すと、いちばんの敵は「時間がないこと」です。私は一度二次で落ちていて、その反省から、今年は時間の作り方そのものを見直しました。この記事は、特別な根性論ではなく、忙しい社会人でも回しやすいスケジュールの組み方の整理です。

目次

大原則:「まとまった時間」だけで考えない

働いていると、2時間3時間のまとまった勉強時間は、平日にはなかなか取れません。だからまず、「机に座るまとまった時間」だけを勉強だと思わないこと。朝の少しの時間、夜の1時間、そして細切れの隙間。これらを足し合わせる発想に切り替えると、勉強量は意外と確保できます。完璧な勉強環境を待つより、今ある時間の断片を拾う方が現実的です。

平日は「朝+夜」の2本立て

朝に「重い勉強」を置く

私の場合、朝はいちばん集中力と意志力が高い時間帯です。だから、暗記や記述のような頭を使う重い勉強は朝に置く。早起きして、顔を洗って、すぐ机に向かう。たった1時間でも、朝のうちに一番大事なことを片づけておくと、その日の安心感が違います。

夜は「1時間に絞る」

逆に、夕方以降は疲れて集中力が落ちます。ここで欲張ると続きません。夜は1時間に絞る。帰ってから「着替え→食事→風呂→少し休む→勉強1時間→寝る」のように動線を先に決めておくと、迷わず机に向かえます。夜1時間でも「今日もやった」と思えると、罪悪感が消えて、続ける力になります。コツは、気合いより帰宅後の段取りです。

隙間時間で「暗記」を拾う

食事中、ちょっとした待ち時間、移動の合間。こうした数分の隙間こそ暗記の時間です。スマホをダラダラ見る代わりに、暗記カードを1枚めくる。問題を見て、答えを声に出して言ってみる。言えなければすぐ確認して、また戻る。この「思い出そうとする」一手間を細切れに積むと、必須問題のような暗記量の多い科目に効いてきます。隙間を拾えるかどうかが、社会人の勉強量を分けます。

土日祝が勝負どころ

平日に朝夜で積めても、それだけでは足りないことが多い。だから土日祝でどれだけ積み上げられるかが勝負になります。ただし注意点があって、時間があるほど逆にダラけます。「あとでやる」と思っているうちに夜になる——これは私の定番の失敗でした。対策はシンプルで、前日の夜に「何時から・何を・どこまで」を決めておくこと。当日に考えると動き出しが遅れます。平日にできないまとまった演習(製図や過去問の通し)は、ここに置きます。

完璧な計画より「崩れても戻れる」設計

スケジュールは、つい綺麗に詰め込みたくなります。でも、きれいな計画ほど一度崩れると戻れなくなる。社会人は、仕事や体調で予定が崩れて当たり前です。だから、「朝の1時間で最低限は進む/夜と土日はできたら上乗せ」くらいの余白を持たせる。できなかった日があっても、計画全体が壊れない形にしておく。続けるための設計は、頑張ることより頑張らなくても回ることを優先するのがコツです。

まとめ

  • まとまった時間に頼らず、朝・夜・隙間・土日を足し合わせる
  • 朝に重い勉強(暗記・記述)、夜は1時間に絞る(動線を先に決める)
  • 隙間時間は暗記カードで「声に出して再現」
  • 土日祝は前夜に計画(時間があるほどダラける対策)
  • 完璧より「崩れても戻れる」余白のある設計

働きながらの独学は、時間との戦いであると同時に、続け方の工夫の勝負だと思います。二次試験の全体像や、合格後に何から始めるかは、建築設備士 第二次試験の独学ガイド一次合格後、二次は何から?にまとめています。あわせてどうぞ。一緒に、限られた時間で合格を取りにいきましょう。

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